最近、アブのリールを使っている人から、釣行後の手入れはどうしてますか?
と言ったことをよく聞かれます。
私は結構大雑把ですが、以下の感じでメンテと言うか、手入れをしています。
このやり方はかなり賛否両論かと思いますので、オススメはしません。が、
確実で簡単なメンテだと思います。

まず家に帰ったら、リールをばらします。と言っても、ハンドル側のビスを緩め、
スプール、シャフトを取り、洗面器に張った水の中に入れます。

よく、水にどぶ付けは良くない!と聞きますが、実際、このリールは元来、水が
入る構造なんです。従って、ちょろちょろ流した水で流したとしても、塩分は完全
に抜けません。ですので、私はこの方法でメンテをしています。
しかもこの6500CSブルーシルバーは、淡水用のベアリングを採用しています。
真水でしっかりメンテしないと、ベアリングが錆びちゃうんですよね。。。
そもそも、このリールをカゴ釣りでは使わないか?!・・・。

しばらく水に漬けて塩を抜いた後、雑巾の上に置いて乾燥させます。乾燥期間は
1日から2日です。ただ、これでも乾きにくいです。もっと乾燥させた方が良いかも
しれません。

乾燥後、ミシン油を挿していきます。ミシン油は適度な粘度と安価なのが魅力です。
ちなみにこのミシン油は、ホームセンターで200円ほどで購入出来ます。
CRC等では揮発性が高いためNGです。アブの純正オイルも良いのですが、いかんせん
高いです。。。
ベアリング、ハンドル部、レベルワインダー等へ丹念に注油します。



最後は組んで終了です。
釣行後の簡単なメンテで、次回も気持ち良く使えます。
よく中古の6500を見ますが、フット部に錆が出ているものを見掛けます。何だか、もったい
なさを感じます。
ただ、これだけでは不十分なので、定期的に全部バラしてメンテをしています。もうひとつの
アブも同じようにしています。きれいになったリールを眺めていると、ついつい酒が進んで
しまいます。
また、全く別の話ですが、私はバックラッシュ防止のために、糸は規定の長さまで巻きません。
大体、7~8割でしょうか。これだけでもバックラッシュの防止効果は大です。
悩んでいる方がいましたら、是非試してみて下さい。
大雑把なメンテ日記でした。